助産師ともこです。
今日は、妊娠がわかって、初めて受診した後、出産予定日が決まるまでのことや母子手帳をもらいにいくタイミングについて書きます。
出産予定日を決めるのは8~10週

出産予定日は、赤ちゃんの頭からお尻までのCRLという値を測って決定します。
このCRL、妊娠8~10週では、どの子も同じで、個人差がないことがわかっています。ですから、この時期に出産予定日を決めるた場合は、正確な予定日と言えます。
逆に、10週(特に12週)を過ぎてから予定日を決定した場合は、個人差が出てくる時期に入ってしまうため、本来の予定日からずれてしまう可能性があります。
基本的には、最終月経を0日目として、一旦出産予定日を計算し、CRLから1週間以上ずれている場合には、予定日が修正されます。
排卵日がずれることは誰にでもあることですので、予定日決定にあたり、最も重要視されるのは、CRLです。
初診の後の流れ
妊娠5~6週で胎嚢や胎児がエコーで確認できた場合には、2週間前後で再診するように指示があります。
その2週間後、次の受診の妊娠8~9週のタイミングで予定日が決まることが多いです。
もちろんそれまでに、出血や下腹部痛など気になる症状があれば、早めに電話をしてから受診してください。
母子手帳をもらうタイミング

予定日決定前、心拍が確認されて、「次回の健診では予定日が決められそう」という場合、次までに母子手帳をもらってくるように指示されるます。
週数によっては、予定日決定後、次の妊婦健診までに母子手帳をもらいに行くように言われる場合もあります。
母子手帳は、お住まいの市町村により配布されている場所が違いますので、市町村のHPや広報をご確認ください。

母子手帳をもらうまでは、助成券がないので自費診療で自己負担になります。
助産院での受診では、3人目・4人目ともに7週で心拍が確認できたので、母子手帳を早めにもらいにいき、妊娠9週で、出産予定日決定と併せて妊婦健診となりました。
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