助産師のともこです。
今日は生後3か月までの赤ちゃんの湿疹と、ケアの方法について紹介します。
1か月健診前後からよく相談を受けるのが、赤ちゃんの肌トラブルについてです。
赤ちゃんのお肌、なるべく早く治してあげたいですよね。
赤ちゃんの肌について知り、正しくケアしていきましょう(^^♪
赤ちゃんは乾燥肌?オイリー肌?
これまで、生後3か月までは、赤ちゃんの肌はオイリーだと言われていました。
なので、保湿ケアは必要なく、石けんで洗うのみで大丈夫、という指導を私も以前はしていました(-_-;)
でも最近は、おでこや頭はオイリーだけど、頬やあご・首から下は皮膚が薄く乾燥しやすいため、保湿ケアが必要だと言われています。
では、オイリーなおでこや頭は保湿しなくてもいいのか?
おでこや頭も、きちんと保湿をするべきだとわたしは考えます。
これはわたしの体験なのですが、
三男のとき、脂漏性湿疹が1か月過ぎから出ていました。
保湿ケアは必要ないと思って、やっていなかったのですが、石けんで丁寧に洗っても全然良くならない・・・

乾燥しないように、自分で脂をたくさん出しすぎているのでは?
と思い、保湿ケアを始めてみたところ、湿疹が1週間もたたずに良くなりました。
皮脂を取りすぎてしまうことで、乾燥した!と体はさらに脂を分泌しようとします。
なので、過剰に脂を出さないようにするために、石けんで皮脂を取った後は、保湿が必要だと考えます。
赤ちゃんの脂漏性湿疹の時の肌ケア方法
赤ちゃんの肌ケアは、
汚れをしっかり落とす→保湿
これだけです。とてもシンプルなのです。
脂漏性湿疹がひどくて、カピカピになっている場合には、
- お風呂の前にベビーオイルで少し柔らかくする
- 石けんをつける
- 優しく、ガーゼハンカチを使ってお湯で流す(軽くピーリングするイメージです)
おそらく1日では取れないので、毎日少しずつ取っていって下さい。
新生児期からの保湿ケアはとても大切なので、なるべく継続してやりましょう。
赤ちゃんによって肌質は違います。
1週間ぐらいやってみて、今日紹介した方法が、「いまいちだな」と思うことがあれば、ケア方法を変えてみるのもいいと思います。
よろしければ「赤ちゃんの肌がガサガサ!?助産師が教える簡単な赤ちゃんの乾燥肌対策」もお読みください。
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