妊娠がわかったとき、初診はいつがいい?

出産予定日妊娠初期

ご妊娠おめでとうございます♡

この記事では、初めて妊娠がわかったとき、いつ受診したらいいのか、気をつけたいことは何なのかについて紹介します。

  • 受診するのは妊娠5週後半から6週でOK

妊娠がわかった時、初診のタイミング

最近の市販の妊娠検査薬は精度がとてもいいので、生理予定日前後でも、陽性反応が出ることがあります。「フライング検査」と言われるものです。

でも、妊娠検査薬で陽性反応が出たからといって、焦って受診しなくても大丈夫です。

 

病院では、経膣エコーといって、膣からのエコーで、赤ちゃんの袋(胎のう)が子宮の中にあるか確認します。

妊娠4週や5週前半の妊娠超初期では、はっきり見えないことも多く、「また1週間後に来てね」と言われてしまう可能性があります。

 

赤ちゃんの袋が確認できる可能性が高い、妊娠5週後半~6週のタイミングで一度受診するのがおすすめです。

 

過去4回の妊娠時の初診のタイミング

わたしの場合の、過去4回の初診のタイミングは以下の通りです。

 

1人目:妊娠6週(勤務先のクリニック)

2人目:妊娠6週(勤務先の病院の外来)

3人目:妊娠7週(助産院)

4人目:妊娠7週(助産院)

 

わりと遅いです(笑)

 

ちなみに、検査薬で陽性を確認しているのは、生理予定日から2日~1週間ぐらいです。

陽性になってもすぐには受診していません。

 

妊娠4~5週で受診しても、エコーで良く見えずにまた1週間後と言われる可能性があることを知っているので、排卵日がよほどずれていなければ確実に胎嚢(赤ちゃんの袋)が見える週数で受診します。

 

そして、助産院での初診の場合は、経膣ではなく、経腹エコー(お腹の上からのエコー)のため、受診はさらに遅めです。

※経膣よりも経腹のエコーの方が、赤ちゃんが大きくなってこないと見えにくいです。

 

わたしの場合は、6週だと赤ちゃん自身も小さく見えましたし、7週での初診だった3・4人目の時は、心拍も確認できました。

 

何回も受診しなくてもいいように結構遅めです。

初診が遅めになる時に気をつけたい子宮外妊娠

産科では、妊娠5~6週に経膣エコーで子宮内に妊娠しているかを確認しています。

この時点で子宮内に妊娠が確認されないと、子宮外妊娠の可能性を疑い、1週間以内で再受診し経過を追います。

子宮外妊娠だった場合には、手術になることもあります。

 

それを思うと、妊娠7週での初診は結構遅めです。

もし、子宮外に妊娠していた場合には、妊娠7~8週になると胎嚢が大きくなってくるので、破裂の危険性が高まります。

ですから、受診の予約がまだ先でも、腹痛や少量でも性器出血が見られた場合には、産婦人科を早めに受診しましょう!

妊娠のことを伝えるのは夫またはパートナーのみ

妊娠反応が陽性になっても、正常な妊娠とは限りません。確率は低いですが、卵管など子宮の外に妊娠している場合でも、妊娠反応は陽性になります。

また、正常妊娠でも、自然流産率は15%といわれています。20人のうち3人は、流産になるということです。

流産のほとんどが妊娠12週までに起こります。

妊娠初期の流産の原因は、赤ちゃん側の要因(染色体異常など)によるものが多いです。

 

ですから、妊娠検査薬で陽性が出て、エコーで正常妊娠が確認できた場合でも、心拍が確認できる8~9週、可能なら妊娠12週頃まで、妊娠のことを人に伝えるのは最低限にとどめておいた方がいいと個人的には考えます。

 

 

 

この記事を書いた人
ともこ

大阪府在住、三男一女子育て中の助産師。助産師目線からの、妊娠出産育児情報をゆるゆる発信します。あなたの育児を少しでも楽しく楽ちんに☆

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