この記事では、4人目出産後に、自分自身のアトピー性皮膚炎が悪化した時の経過を振り返ります。
長女のアトピーに加え、自分自身も調子が悪くて、本当にしんどい時期でした。
産後半年ぐらいから再燃したアトピー性皮膚炎。
以前は、痒くなるとすぐにステロイドを塗っていたのですが、長女の妊娠中から、色々な出会い・考えることがあり、一旦、ステロイドをやめてみようと思ったのです。
そこからの、アトピー性皮膚炎が、これまでの人生で一番最悪な状態に至るまでと、軽快への道のりを綴ります。
過去のアトピーとの付き合いと妊娠中のアトピー性皮膚炎

過去のアトピーとの付き合い、生後3か月からアトピー性皮膚炎だった
- 生後2か月ごろ、アトピー性皮膚炎と診断される
- 赤ちゃん~小学校までマイザー(ステロイドランク5段階中の強さ4:かなり強力)常用
- かゆくなったら塗る、多くても1日2回程度。塗らない期間もいあり。
- 物心ついた時には、全身の湿疹はほぼ改善しており、太ももや背中に部分的に湿疹が出る程度だった。
- 体質改善のための漢方薬は中学生頃まで毎日飲んでいた
毎年冬になると太ももにアトピーが再燃して、少しステロイドを塗る→改善を繰り返していました。

成長と共に自然に改善したのか、漢方薬が効いたのかわかりませんが、完治はせず、ひどくはないけれど、時々痒くなる状態が続いました。
妊娠とアトピー性皮膚炎

妊娠中は、程度に差はありましたが、4回とも毎回アトピー性皮膚炎が悪化しました。
妊娠中はホルモン環境が変化するので、アトピーが悪化しやすい傾向にあります。
また妊娠性そう痒といって、アトピーではなくても、皮ふが伸ばされることにより、痒みが出ることもあります。
お腹や背中にぷつぷつ痒みのある湿疹。一番ひどく出たのは両足のすねでした。
ステロイドを塗らずにいたら悪化して、浸出液が出てきて、痒かったので、治るまで1日2回程度、ステロイドを塗っていました。
妊娠中のステロイド使用に関しては、必要なら最低限のみ使用すればいいと、個人的には思っています。
妊娠中に脱ステをするのは、すごくしんどいですし、挫折しやすいと感じます。脱ステを考えるのであれば、時期はとても大切です。
ステロイドに疑問を持ちつつ、脱ステできないでいたわたしに訪れた転機

以前のわたしは、痒みがひどくなることが怖くて、少しでも痒かったらすぐ塗る!が習慣になっていました。
しかし、一方で、ステロイドを使ってもアトピーが改善しない知人も、何人も知っていました。そのため、わたし自身も「いつか効かなくなるのではないか」という思いもずっとありました。
転機は4人目の妊娠中。自分のカラダの治し方について学ぶ機会がありました。

痒みの原因は自分の中にある。表面に出てきた湿疹を、ステロイドで抑えても、一時的な対応でしかないと気づきました。
アトピー性皮膚炎の原因は、親がアレルギー素因を持っているなど遺伝的なものと、食べ物やハウスダストなどの外的環境などと言われています。
でも、具体的に、「これが原因」というものがはっきりわかっているわけではないので、治療は、「皮ふの炎症を抑える」という対症療法となっています。
対症療法は根本治療ではないので、完治することはありません。
以前からステロイドを使うことに疑問を持った状態ではありましたが、自分自身の体験した、自然な妊娠出産育児をはじめ、色々な学びの中から、ステロイドを使うことへの違和感が強くなっていきました。
わたしが脱ステできたのは、娘にステロイドを使いたくなかったから

ダラダラと惰性で使ってしまっていたステロイド。
やめるきっかけをくれたのは娘でした。
娘は生後1か月ごろから湿疹が出だして、アトピー性皮膚炎と診断されるのですが、ステロイドを使わず、経過をみる、ひたすらつき合うことにしました。
娘にとっては、わたし以上に、痒くてとても辛い時期だったと思います。
脱ステはしんどかったです。
すぐに痒みを抑えてくれる、ステロイドという麻薬の存在を知ってしまっているので、強い決意がないと無理だと実感しました。
でも、今回は、娘のことがあったので、何度も心折れそうになりましたが、自分だけステロイドを使うわけにはいかなかったのです。

娘に使わないと決めたのであれば、自分自身にも絶対使わない!
自分で自分のカラダは治す!!
まとめ
以上、産前産後のアトピーの悪化や、脱ステに至った経緯を書きました。
長くなってきたので、実際にどんな感じで過ごしていたのかは、別の記事で書きますね(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント